【読了】アウトプット大全人生を変えるのはアウトプットだけ

読書

先ずは、私の簡単なプロフィールを

バブル崩壊が始まったあたり(1991年)で高校を卒業。そのまま1部上場(製造業)のグループ企業に就職(サラリーマン)

機械の設計者として毎日夜のお昼まで残業(24時)をしつつ

昨日の延長が今日・・・みたいな

仕事漬け社蓄生活を20数年続けてきました。

24歳で結婚し3人の子供に恵まれ35歳で土地と建物で3,000万円の住宅ローンをスタートすることに。

ここまでは、残業をすることで、ある程度の年収(400万円)を得ていたものの、38歳の時に課長昇進をきっかけに残業手当てが付かなくなり生活苦が始まる

「このままでは、子供の成長と共にじり貧になってしまう」のが明らかで39歳の時、異業種である住宅業界へ転職。

異業種への転職なため、妻の大反対にあうも自身で注文住宅を建てた経験をメインの糧にし、全く畑の違う業界、仕事へ就くことにしたんです(この時が一番辛かったぁ)

転職に踏み切るまでは、妻の大反対もあったので不安MAXでしたが、いざ転職すると転職前の得体の知れない不安はすっかりなくなり、収入も増え日々の仕事をこなすこと、覚えることに没頭していました

自分の家づくり経験を糧にそして20年以上の社会人経験も糧に注文住宅の営業へ転職後は、予想を超えるほど好成績を残せたんです。(自分に合っていた職業発見)

業界内でも高額な商品(1棟3,000万円前後/坪単価100万円)を初年度で10棟受注。

4億円近くの売上を達成できたんです。

その後も年間平均7~10棟のペースで家を売っており今では、お金の心配がほぼなくなり、これまでで得た考え方、スキルを過去の自分や同じ様な境遇の方に向けて書いて行きたいと思い、続けています

🔽私のことがもう少し知りたいユニークな人は以下を参照下さい。

管理人の人となり(プロフィール)

アウトプット大全

毎月2〜3冊の読書をしている中で久しぶりに気持ちよく読めた本がこの「アウトプット大全」でした

自分は、科学的とか定量的などという単語を見ると引き寄せられてしまうこともあり本の冒頭から

ポイント

「科学的に自己成長を加速し、人生を好転させる」

この一文に引き寄せられました

著者の樺沢紫苑さんは、精神科医のドクターでありながら作家としても28冊の本を出版し

  • メルマガ毎日発行13年
  • Facebook 毎日更新8年
  • Youtube 毎日更新5年
  • 毎日3時間以上の執筆11年
  • 年2〜3冊の出版10年連続
  • 新作セミナー毎月2回以上9年連続

というツワモノですね

このようにスーパーアウトプッター?な樺沢さんが著書でまとめたアウトプットのTiqs 87個が定量的で分かりやすく綴られてるのが「アウトプット大全」です

更にこの樺沢さんは毎日7時間以上の睡眠を確保しつつ

  • 基本、18時以降は、働かない
  • 月10本以上の映画鑑賞
  • 月20冊以上の読書
  • 週4〜5回のジム通い
  • 月10回以上の飲み会
  • 年30日以上の海外旅行

普通の人の3倍以上の遊びっぷりと自己管理能力の高さも秀逸です

この本で紹介されているアウトプットのどれもは再現性が高く科学的、定量的なので読み終えた次の瞬間から行動につなげることができる、実施しやすいのも良いです!

ポイント

「人生を変えるのは、アウトプットだけ」

この様な件もあるようにこの本では、インプットよりアウトプットの大事さを強く伝えているわけです

また私自身も2020年2月現在、47歳になり上記のプロフィールにも書きましたが、結構人生変わってきた方かと思っています。

20代前半から自己啓発本や会社の研修などで自己研鑽に時間を使ってきたこともあり、そこから得たインプット、アウトプットの大切さは財産になっています。

この本は大きく5つの構成に分かれています。

  1. アウトプットの基本法則
  2. 科学に裏付けされた伝わる話し方
  3. 能力を最大限に引き出す書き方
  4. 圧倒的に結果を出す人の行動力
  5. アウトプット力を7つのトレーニング法

これら全てを合わせると87個のアウトプットが紹介されています。この中から私の経験と重ねて効果が高いと思うアウトをいくつか紹介します!

インプットとアウトプットの黄金比は3:7

コロンビア大学の心理学者アーサー・ゲイツ博士が興味深い実験によると

小3〜中2までの100人以上の子供たちに「紳士録」(人名年鑑)に書かれた人物プロフィールを9分間で覚えて暗唱するように指示。

そのうちの「覚える時間」(インプット時間)と「練習する時間」(アウトプット時間)の割合をグループ毎に異なる時間で指示。

最も高い結果を出したのは、約40%を「覚える時間」に費やしたグループ

年長の生徒になると「覚える時間」が少なくて済むようになり「覚える時間」に約30%の時間を費やしたグループが高得点を取った。

アウトプット比率でいうと初心者は6割、熟練者は7割の時間をアウトプットに振り分けるのが、効果的な勉強・学びの方法と言える。

このことからもインプット時間の2倍近くをアウトプットに費やすよう意識すると効果的な時間の使い方ができますね!

この法則を知った上で教科書、読書、講義を読み聞きし問題を解いたり実行してみたりなどアウトプットに重きを置くようにして行くべきですね

「長く話す」より「ちょくちょく話す」

心理学の世界ではよく聞く「ザイオンス効果」にもなぞられる様に雑談は、内容よりも回数話す方が重要な法則。

私は営業職なのでこれ大事にしてます。お客様と短期間で人間・信頼関係を構築するには、相手との接触回数を増やす事で好感度も併せて高くなる効果を狙うものです。

雑談の重要性を紹介する本も多数ありますが、内容よりも回数。

「今日のネクタイいい感じだね」「新しくできた〇〇店のラーメン食べた?」など、とりあえず話すことが重要なアウトプット!

「価値>価格」が成り立てば商品は売れる

私の部下にもこれについては、よく話をします。「物を売るのではなく価値を売る」私は注文住宅を売る事が仕事なのでこのアウトプットは、とても重要視しています。

著者はここで売れる方程式として「価値>価格」を提唱。

自分が売りたいと思う商品には、どの様な価値があるのかについて深く深く掘り下げて考えてそれにはどんな価値、利益があるのかを再考してみましょう!自分もしょっちゅう考えています

「価格を下げずに商品を売るには、商品の価値を高めること」

自分がその商品を買うとしたらカタログに書いてある事もそうだけど使う事によってどのようなメリットデメリットが得られるのかという点などは、すごく知りたいですね

リラックスこそが想像を生み出す

ここでは、ひらめきについてのアウトプット。アイデアを出さないと…そんな時にひらめきを得る方法を知っているとコントロールできるとアウトプットに有利ですね

脳科学的には「ぼーっとしている時」の脳の状態は、「ひらめいた」時と同じ状態になっているそうです

私は30歳くらいの時に著書の名前は忘れましたが

ポイント

「三上」(さんじょう)

を知りひらめきを得る方法をゲットしました。それ以来、今もなお無意識に三上を実行しているほど。この考え方のお陰で助けられた事が多々あるのが実感です

三上とは
《欧陽脩「帰田録」の「余、平生作る所の文章、多くは三上に在り。 乃(すな)ち馬上・枕上(ちんじゃう)・厠(しじゃう)なり」から》文章を考えるのに最も都合がよいというつの場面。 馬に乗っているとき、寝床に入っているとき、便所に入っているとき。

コトバンクより

上記にある「馬上=車」に置き換えてます。

著書では三上と同様な「創造性の4B」が紹介されています。

「創造性の4B」アイデアの生まれやすい場所

  • Bathroom 入浴中、トイレ
  • Bus バス、移動中
  • Bed 寝ている時、寝る前、起きた時
  • Bar お酒を飲んでちょっとリラックスしている時

MRIの実験でも「ぼーっとしている時」がひらめきのゴールデンタイムという事なんです

私は身近な人からトイレが近いオッサンだと思われています。その理由は「ひらめきが欲しいため」と本当にトイレに行きたいためのどちらかですが、実は8:2位でアイデア欲しさが殆どなんです

仕事やそれ以外で感詰まった時は、ちょとオシッコしたいなぁ程度でトイレに行ってしまいます

それくらい「三上」「創造性の4B」には効果があると思います。ぜひこれを知ったみなさんも試してみてください!

1日15分の「スキマ時間」を活用

60分集中するよりも15分集中する方が、集中力も上がりアウトプットしやすい。しかも15分のという時間単位であればスキマ時間を活用できるので1日という単位でも有効活用できる。

電車での移動中の時は、上記、三上や創造性の4Bの点からスマホを使ってスキマ時間にアウトプットするのも良いかと。

読書が好きな人は、電子書籍を活用する事でインプットもアウトプットもしやすくなるのでおススメです!

そして「アウトプットしないインプットは意味がない」と著者は言います

「月3冊のインプット、0冊のアウトプット」と「月1冊のインプット、1冊のアウトプット」を比べると「月1冊のインプット、1冊のアウトプット」の方が圧倒的に成長できると私も感じますね。結果を出せる人になるのは、この考え方も大事。

そして全てについて言えるのは、「続けること」小さくても少なくてもいいのでコツコツと続ける事が最も大事だったりします!

今回は著書の中で私が実際に実践して効果、結果が得られたと感じた項目をピックアップしました

  1. インプットとアウトプットの黄金比は3:7
  2. 「長く話す」より「ちょくちょく話す」
  3. 「価値>価格」が成り立てば商品は売れる
  4. リラックスこそが想像を生み出す
  5. 1日15分の「スキマ時間」を活用

成長や結果を求めたいなら、今日からアウトプットを意識しましょう!

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