私の仕事で大事なのが「契約」をもらうこと。
住宅営業の仕事なので契約してもらってから多くが始まるわけなんです。
なのでいかに沢山の契約ができるかが大事
でも2,000万円を超える商品
お客様もそりゃ〜慎重になるし時間もかかるのが常
しかし毎年、年に2〜3人は
- 世間話で盛り上がり
- お互いの家族の話
- これまでの生い立ち的な話
- 自分が住みたい家の話はそこそこ
- モデルハウス内でオススメしないもの
こんな感じの話をした後、その場で

「ここで契約するよ!motohideさんでいいよ!」
と仰ってくれる方がいます。
とても有り難く嬉しい瞬間です
最初の3組位までは「相性なんだろうな」としか思ってなかったんです
でも4組目位から相性以外にも何か理由があるのかって考えるようになったんです。
で

「そういうことかっ!」
って感じたのがこの本との出会いでした

人の脳の特徴
人の脳は、感情に支配されやすい構造になっている
日々の暮らしでもそれを裏打ちする現象ありますね
たとえば、ドラマやスポーツをみて涙もろかったりする現象は、この脳の構造の最たるものなのかって
この脳の構造から考えると即決してもらったお客様から聞いた話を思い出し
「良い物が安く、金額の増減理由も理解できたし、あなたにもピピッと来たので決めたよ」
Iさまの奥様
この「ピピッと」ってのが脳内の信号、感情に刺さったんでしょうか😀
普通、高額商品を買う時、何度も何度も話を聞き納得した後、契約、購入です。
全ての人は、脳内の感情部分を通過した後に判断をするとなると即決した方々は、感情の作用が大きい人だったという事でしょうか
脳の構造→反応
見る、匂いを嗅ぐ、聞く、触わる。これが電気信号として細胞から細胞へ伝わり最後に脳へ届く

脳内の信号の流れ
- 脳の底辺に近い脊髄に信号が入る
- 前頭葉(額の裏側)に伝わる
- 理性と論理的思考を司る部位に届く
ポイントは大脳辺縁系
電気信号が前頭葉の手前にある大脳辺縁系を通るとここで感情が生まれる
即決してもらった方々は、感情が豊かだったり感情で判断できるくらい、色々な経験を積んだ人なんだと思ってもいます
いずれにしても、何人たりとて
物事を理性で捉える前に感情で捉えることは避けられない
脳に信号が入る前の自分の状態をしっかりすることは、日頃から意識しておかないと!
営業の仕事でこの仕組みを最大限活かすには、見える部分の立居振舞、身だしなみ、話し方など、いろはの「い」についての大切さも感じますね。
そして人の脳の構造を改めて図解で見れて知識を上書きできた事でまた、仕事に対してお客様に対してのアプローチの仕方を工夫できるかと
EQ誕生の理由
- 理性を司る脳の部位(脳の前方)は、大脳辺縁系が感情を「感じて」しまうことを抑えられない
- 理性と感情はお互いに影響しあい常にコミュニケーションを取り合っている
- 脳内の感情と理性のコミュニケーションから「心の知能指数」EQ(Emotional Intelligence Q uotient)が生み出された
同様の単語でIQがありますが、IQだけでは成果、成功はできないというか研究結果があります。
IQが高くともビジネス社会では成果、成功は難しい。
研究結果では、ビジネスで成果、成功した人は、ほぼ例外なくEQの高い人
まとめ
全ての人は、五感を通過した後に、感情→論理的、理性的な判断の流れができている
最近のニュースであおり運転が話題になってますが、運転中に感情的になってしまうのは、脳の構造上、ある意味しかたないのか!?
脳の構造上、論理的、理性的に判断する前に感情が先に立ってしまう